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実はこれも?ポルトガル語のサッカー用語まとめ!

オン・ザ・ピッチ管理人

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サッカーはご存知の通り、イギリス発祥のスポーツですのでサッカー用語の多くが英語です。

しかし、一部の用語について「…こんな英語あったか?」と思われることもあるかと。

そういった用語、実はポルトガル語であることが多いんです!

 

そこで今回、サッカー用語の中でポルトガル語のものを紹介していきます。

 

なぜポルトガル語のサッカー用語?

ポルトガル語を紹介する前に、そもそも何故ポルトガル語のサッカー用語が普及しているのか解説します。

これらが広まった背景には、日本サッカー界におけるブラジルサッカーとの繋がりがあります。

日本でサッカーが普及していない1960年代頃から、日系ブラジル人の選手が度々来日。当時はドイツなど欧州サッカーを手本としてきた日本サッカー界にとって、ブラジルサッカーの圧倒的な技術や楽しいプレイは衝撃的でした。

また、日本サッカーがJリーグ発足などで急激にレベルを上げる中で、ラモス瑠偉選手などブラジルから帰化した選手が大きな役割を果たしていました。

このように、日系ブラジル人選手や帰化選手からブラジルサッカーのエッセンスが注入される中で、ブラジルサッカーの肝となる用語がそのままポルトガル語で使用されるようになったのです。

 

ポジションに関するポルトガル語

ポジションに関するポルトガル語をまとめてみました。

ボランチ

ポルトガル語のサッカー用語で一番ポピュラーかもしれません。ボランチというポジションは、いわゆる「中央のミッドフィルダー」になります。

ディフェンスの前、中盤の底、と言われるような辺りでしょうか。ボランチはポルトガル語で『ハンドル』という意味になります。そこから転じて、サッカーにおいてはチームを中央から操縦していくようなプレイが求められます。

守備の指示だったり、前線やサイドへのパス出しといったゲームメイクなどが見どころです。日本人選手だと、柴崎選手や長谷部選手が代表的ですね。

ゴレイロ

言葉のニュアンスから想像がつくかもしれません。英語だとゴールキーパーになります。

サッカーよりも、フットサルでよく使われる表現ですね。(フットサルはブラジル発祥のため、用語の多くがポルトガル語なんです)

 

プレイに関するポルトガル語

次にサッカーのプレイに関するポルトガル語をまとめました。

エラシコ

 

元ブラジル代表のレジェンド・ロナウジーニョ選手の必殺技として、世界的に有名になったフェイントです。ポルトガル語で「輪ゴム」。

動画にある通り、先ずはアウトサイドで外へと持ち出す動きを見せ、すぐさま同脚のインサイドに当てて切り込みます。このアウト→インのボールの動きが輪ゴムの伸び縮みに似てることから命名されました。

アウトサイドの持ち出しの強さ、インサイドに当てるタイミングなど、かなり繊細なボールタッチが求められるので、このフェイントを使いこなす選手は相当なテクニシャンですね。

シャペウ

 

ポルトガル語で「帽子」を意味するシャペウ。浮き球だったり、ドリブル中に、自分に向かってくる相手の頭上にボールを蹴り出して入れ替わる動きです。

相手がジャンプしても届かないのはもちろん、高く蹴りすぎると一度は入れ替わっても相手の体勢が戻って追いつかれてしまうことから、正に帽子のように相手の頭スレスレを通るボールの軌道が大事です。こちらも繊細なボールタッチが重要ですね。

現役の選手ではブラジル代表のネイマール選手が良く見せるプレイです。他には技術に自信のある南米の選手が得意にしている印象。

 

その他のポルトガル語

ポジション・プレイ以外のサッカーに関するポルトガル語には「マリーシア」があります。

マリーシア

ポルトガル語で「ずる賢さ」という意味のマリーシアですが、意味としてはサッカーを深く理解する、という感じでしょうか。

昔は「ずるさ」に近い捉え方をされ、わざとファールをもらう動きなど相手や心配をを欺くプレイが例にされていました。しかし今は「賢さ」によりスポットがあたり、勝っている試合で最後にどうやって時間を消化するか、相手の試合中の戦術変更にどう対応できるか、といった駆け引きに関する対応力を意味するようになっています。

このマリーシアは、常々「日本サッカーに一番足りない」と言われています。日本人の真面目な性格が災いするのか、試合中の状況変化に対応する力が弱いと。マリーシアを身につけるには、先ずサッカーを深く理解しないといけないですね。

 

最後に

以上、ポルトガル語のサッカー用語と、それが普及していった背景をまとめてみました。

日本サッカーとブラジルサッカーの関わりを意識しながら、用語の意味を理解すると、サッカーがより楽しくなりますよ。

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