日本を代表するサッカー漫画と言えば、『キャプテン翼』。
もちろん、皆さんも知っていますよね!
最近では、今回紹介する『ジャイアントキリング』が面白いと話題になっています!
2007年から『モーニング』で連載が始まり、コミック50巻以上が発売されています。またテレビアニメの放送もされており、大変な人気です。
しかし、一体どんな漫画なの?と思う方も多いと思いうので、漫画『ジャイアントキリング』について紹介していきます。
ジャイアントキリングの言葉の意味は?
まず、『ジャイアントキリング』を説明する前に、「ジャイアントキリング」と言う言葉の意味を紹介します。「ジャイアントキリング」とは主に、弱小チームが強豪と言われる格上のチームを倒した時に使われます。
言葉の由来は、ジャイアント(giant)=巨人、キリング(killing)=殺す、つまり『巨人の殺害』と言う意味から来ています。
日本では、相撲で横綱以下の番付の力士が横綱を倒した時に使われる言葉、「番狂わせ」が良く使われますが、その「番狂わせ」と同義語になります。
日本では、「ジャイアントキリング」ではなく、通称の「ジャイキリ」とよく使われます。
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『ジャイアントキリング』のあらすじ
物語は、ETU(イーストトーキョーユナイテッド)と言うチームを中心に進んでいきます。
かつてETUでプレーし、抜群のカリスマを兼ね備え日本代表のこれからを背負うとも言われていた男、達海猛(たつみたけし)という人物がいます。
達海猛は、ETUでの活躍を認められて、プレミアリーグへと挑戦しますが、デビュー戦で選手続行不可能の大怪我を負い、表舞台から姿を消します。
表舞台から姿を消しただけではなく、消息すらも不明でしたが、イギリスのアマチュアチームを指揮しFAカップでプロチームを倒す、「ジャイアントキリング」を起こし、監督として結果を残していました。
そんな達海猛が退団した年に2部に降格し、1部に戻りはしても結果が出ないETUは、苦肉の策として達海猛を監督としてチームに呼び戻すことを決めます。
そして、監督としてETUに戻った達海猛が、小チームである、ETUを選手はもちろんスポンサーやサポーターなども巻き込み、強いチームに変えていくという物語です。
主に監督目線のサッカーの駆け引きで、そこで戦術や選手の考えなどを学ぶことが出来ることに加え、リアルなサッカーの現場の事情等も分かるので、とてもおすすめです。
また、東京ヴェルディが東京ヴィクトリー。名古屋グランパスが名古屋グランパレス。ガンバ大阪が大阪ガンナーズ。など、Jリーグのチームをもじったチームも多く出てくるので、Jリーグファンの方にもおすすめです。
『ジャイアントキリング』の見どころ!
見どころは、カリスマで変人でもある達海猛が、様々な面からチームが強くなるために、アプローチするところでしょう。
そして、監督や選手の細かい感情が描かれているのも見どころです。
この場面で、監督はこんな事を考えているのか、このポジションの選手は、この気持ちが大事なのか、等とても参考になる場面が多いです。
まとめ
サッカー漫画と言っても、派手な技が多いものや、友情やライバルなどの人間関係を強調しているものなど、多くのジャンルに分けられますが、『ジャイアントキリング』はよりサッカーを深く知ることが出来る漫画です。
戦術、チーム運営、選手や監督の感情、様々なことが描かれています。『ジャイアントキリング』を読めば、サッカーに対する理解度が上がったり、よりサッカーが好きになること間違いなしです。
皆さんも是非読んでみてください。