ライフキネティックという言葉をご存知でしょうか?近年になって取り入れられているトレーニング法のひとつですが、トレーニング法にもトレンドがありますので、なるべく最先端のものを活用していくことが効率的です。そのために日頃からアンテナを高く、しっかりと学習していくようにしなければなりません。
今回はライフキネティックについて詳しく解説していきます。
参考URL:https://lifekinetik.jp/
株式会社 ウェルネスディベロップメント ライフキネティック日本支部
〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町1-8-10 三ツ美ビル8F
営業時間:9:00~18:00(定休日:土日・祝日)
ライフキネティックとは
ライフキネティックとは、簡単な動きで脳に刺激を与え、活性化させることを目的としたメソッドです。継続的に行うことで、脳の神経細胞間には次々と新しいつながりが作り出されていきます。脳のつながりが生まれるほど、脳の能力・柔軟性・処理速度は向上し、ストレスが軽くなり、集中力が高まり、認知機能を向上させる効果があるのです。
元日本代表香川真司も所属したことのあるドイツのボルシアドルトムントもライフキネティックトレーニングを導入しています。
ライフキネティックのプログラムを継続的に実施して集めたデータによると、これまでよりもパフォーマンスがアップし、改善が見られた人の割合は、子どもは97%、大人は91%という結果が出ています。
ライフキネティックのやり方・メニュー
ライフキネティックの定義として「いかに簡単な動きで脳を活性化できるか」があります。
具体的なライフキネティックのトレーニングメニューの例を紹介します。
1、円でボール回し
4~7人組で円を作り、ボール2つをどんどん早いテンポで回していくというものです。手で回したり、足で回したり、最終的には手と足両方でテンポよく回せるようになると頭の回転が速くなり、体と脳が連動していると言えます。
2,列でジャンプ
複数人で一列に手をつないで並び、コーチが「前、後ろ、右、左」と指示を出してそれに従って声を出しながらジャンプするというものです。やり方にも3通りあります。声は指示通りだが、逆にジャンプする。ジャンプは指示通りだが声は逆。声もジャンプも逆。がある。頭で意味を理解し、すぐに行動に移すトレーニングです。
今紹介した練習メニューは必ず最初に行います。やるのとやらないのでは、そのあとのトレーニングの質が全く違います。ライフキネティックを最初に取り入れることで、その日の練習の充実度が格段に上がるのです。
まとめ
サッカーは「見て、思考し、動く」が連続する競技です。ライフキネティックは、これらの要素を簡単な動きで鍛えることのできるトレーニングです。最も学んだことを吸収しやすい時期である小学生年代にこのライフキネティックを徹底的にこなすことで、中学生、高校生、社会人年代でも活躍できる選手を育成する。それが私のサッカーチームの目標であり、日本の小学生に必要なことです。