サッカーの花形プレーヤーと言えば「FW(フォワード)」ですよね!サッカーを含む球技の見どころは何といっても点を取るシーンでしょう。そして最も点を取る役割を与えられているのがFW(フォワード)です!
海外でプレーする日本人選手であればDFであっても取り上げてもらえますが、Jリーグなどでは取り上げられるのはほとんどの場合ゴールシーンのみです。つまり点を取らなければ視聴率が取れない、見てもらえないということでもあります。
ということで今回の記事はFW(フォワード)についての記事です。
- 「FWって何?」
- 「FWに向いてる選手って?」
- 「いろんなタイプのFWがいる?」
ということなどについて解説しています!是非ご覧ください。
目次
FW(フォワード)とは
FW(フォワード)とは、サッカーのポジションの一つで最も相手ゴールに近い位置でプレーする選手です。英語のFowardを省略した形で、「前へ」という意味です。MF(ミッドフィルダー)やDF(ディフェンダー)、GK(ゴールキーパー)と並ぶサッカーの基本的なポジションになるので覚えておきましょう。
1つのチームに配置されるFW(フォワード)の人数は1~3人程度がほとんどです。サッカーは11人のスポーツになりますので、あまり多くのFW(フォワード)を配置してしまうと守備が手薄になり、失点しやすくなってしまいます。
一方でDF(ディフェンダー)は3~5人と多めです。サッカーは1試合の得点数が少ないので、失点しまうと非常に不利になってしまいます。そのため守備の人数を増やすのが主流になっています。
ポジションのシステムについては下記の記事を参考にしてみてください。
キャプテン翼も最初はFWだった!
最も著名なサッカー漫画「キャプテン翼」の主人公・大空翼も最初のポジションはFWだったこと知ってますか?コーチのロベルト本郷の手紙でMF(ミッドフィルダー)を目指しますことになりますが、最も目立つ重要なポジションであることが分かりますよね。また翼のライバルであった日向小次郎も典型的なFWですね。
FWの役割
FWの最も大きい役割は『ゴールすること』です。他にもやらななければならないことは多くあるには違いありませんが、試合に勝つためには点を取らなければなりません。そのため相手ゴールに最も近い位置でプレーするFWは点を取ることが第一に求められます。
一方で攻撃の起点となるべきポストプレーをすることもチームの中では重要な役割となります。
近年では守備の重要性が高まっている
様々な意見がありますが、近年ではFWも積極的な守備の参加が求められています。FWは相手ゴールに最も近い最前線にいるため、そこで相手からボールを奪うことができれば、即座にチャンスにつながるからです。またFWは相手の攻撃コースを限定して味方のMFやDFがボールを奪いやすくする働きがあります。
それでもゴールは正義
それでもやっぱり点を取るFWはチームから優遇されます。スポーツも結果主義的な一面があるため、極端な話ですが点を取れば守備はしなくてもいいでしょう。FWのせいで点が入れられたなんてことはありませんから。監督やコーチ、仲間には怒られるとは思いますが・・・
FWに必要なテクニック
役割から考えると必然的にあFWに必要なテクニックはボールをゴールに入れる、つまり『シュート』です。シュートといっても種類は様々です。ヘディングシュートやボレーシュート、ミドルシュートなどが考えられますが、FWのタイプによって得意なシュートは異なるといえるでしょう。
FWに必要な資質
どんな人がFWに向いているかについては、これもタイプによって異なるため、いくつか挙げてみたいと思います。
背が高い人
まずは非常にシンプルです。背が高いと味方からのセンタリングにヘディングで合わせ、相手に競り勝つことができるため、決定機を作りやすくなります。身長が高い人、だいたい180~190cmあると有利です。日本人は世界に比べると身長が低いため不利なことが多いですが、180~190cmあれば世界的に見ても見劣りしません。また国内で見れば、かなりの高身長であり、相手チームにとっては怖いFWといえるでしょう。
足が速い人
こちらもスポーツなら当たり前ではありますが、足が速いということが大きなアドバンテージになります。特にFWは相手ディフェンダーの裏のスペースを狙う動きが必要になります。相手ディフェンダーの裏でボールを受けることができれば、ゴールキーパーと1対1という決定機がうまれます。また100mも走るわけではありません。ほんの10~20m程度の距離が多いので、超短距離が得意な人がいいでしょう。
シュート精度
背が高い人、足が速い人と身体的な特徴について挙げましたが、最後のボールをゴールにいれるというシュート精度も必要な資質です。サッカーはボールを足や頭で扱うスポーツですが、1人の選手が1試合に100回、200回と触るわけではありません。少ないチャンスの中でゴールすることが求められますので、しっかりとしたシュート精度を身に付けている必要があります。
これらは、すべてが必要なわけではありません。どれか一つだけでも他の人よりも優れていればFW資質ありと見てもいいでしょう。
FWの種類
基本的なポジションであるFWには、チームのフォーメーションによって呼ばれ方が異なる場合があります。ツートップ、センターフォワード、ウイング、セカンドトップなどがあります。
サッカーの代表的なフォーメーション4-4-2では二人のFWがいるためツートップ、4-3-3では三人のFWがいるため真ん中のFWをセンターフォワード、両端のFWをウイングと呼びます。最前線より一歩引いたセカンドトップは1.5列目の選手であり、ゴールすることももちろんですが、攻撃の要になるポジションになります。
ストライカーになろう!
ストライカーとは点取り屋です。FWの主な役割はゴールすることなので、FWはしばしばストライカーと呼ばれます。チームの花形ともなるポジションで最も注目を集めることができます。目立ちたがりというのも資質の一つかもしれませんね。